2022.10.4.Tue
今日のおじさん語録
「役者というのは、行をする者、自分というものをよく考え、見極める者のことやと思う。(藤山寛美)」
赤峰幸生の<br />
暮しっく
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連載/赤峰幸生の 暮しっく

赤峰さんの
暮しと装いを収めた
〝一生モノ〟の写真集

撮影/山下英介

熱心な赤峰さんファンの方ならご存知かもしれないが、実は「ぼくのおじさん」は、もう1年以上前から赤峰さんの写真集をつくっている! その完成がようやく見えてきたので、そろそろ皆さんにご報告しよう、というのが今回の趣旨。まずは、この一冊を通してぼくたちと赤峰さんが伝えたいこと、目指しているものを知ってもらいたい。

「ぼくのおじさん」の編集人である〝ぼく〟は、もう20年ほどファッション雑誌の編集を生業にしています。メゾンブランドの最新アイテムを使ったファッションページをつくったり、海外のトレンドを追いかけて紹介するのが主たる仕事だったのですが、同時にそれだけでは表現できない何かを、探していたような気もします。本当は至極当たり前のことなのだけれど、モノを手に入れるだけがファッションではないのでは?と。
でも、それはブランドからいただく広告だけでほとんど成り立っている現在のファッション雑誌の制作環境を考えると、大いなる自己矛盾なのでしょう。だからこそ、ぼくは「ぼくのおじさん」というメディアをつくるに至ったわけです。

そんなぼくのここ数年の悩みに、スパッと答えを出してくれたのが、長年お世話になっている赤峰さんの装いと佇まいでした。流行になんて全く目もくれず、その日の景色や季節に思いを馳せながら選んだコーディネートは、まるでひとつの風景画。そして擦り切れるほどに着込んだスーツや、色褪せたブラウンシューズは、単なる洋服という存在を超えて、赤峰さんそのものになっている。

これこそが、ぼくがファッションを通じて表現したかったものじゃないのか?

そんな思いから始めたプロジェクトが、もうすぐ形になります。

ファンの方はもうご存知かもしれませんが、「ぼくのおじさん」は今、赤峰幸生さんの写真集をつくっています。赤峰さんの1年を追いかけて、男が最も格好よく見える瞬間、そして洋服が最も生き生きとして見える瞬間をひたすら撮りました。そして、赤峰さんの暮しの断片とも言える洋服や資料もたくさん撮りました。もちろん、ファンの方がいつも楽しんでいる、Instagramの写真もたくさん収録しています。タイトルは以下。

暮しの美は装いの美
赤峰幸生の暮しっく

格好いいとか悪いとかではなく、こういう生き方をしてきたひとりの男がいるってことを、若い人たちに知ってもらいたい。そして、人生の折々に開いて、なにかを感じてもらいたい。

こちらは写真集の制作にあたって、赤峰さんから頂いたお言葉です。

最初にお断りしておきますが、この本は単なるスタイルブックやファッションの実践的指南書ではありません。しかしそれでも洋服好き、クラシックファッション好きにとってはたまらない一冊になることは保証いたします。

梅の木の下で着こなすオフホワイトのスプリングコート。
由緒正しき禅寺で着こなすチェックのジャケット。
海辺の街で着こなす真っ白な開襟シャツとリネンのパンツ。
中山道の古い宿場街で着こなすぼろぼろのバブアー。
冬の海で着こなすミリタリーコート。
そして、早朝の散歩道で着こなすラコステのポロシャツ・・・。

どうです、見たいでしょう?

10月中の発売を目指して現在鋭意制作中にて、まだ確定していませんが、総ページ数は280ページ前後、価格は1万円程度の本になる予定です。写真集としては少し高額ですが、本当の意味での一生モノを目指して制作していますので、ご了承ください。

若い読者さんが、今の赤峰さんと同じくらいの歳になったときに、改めてこの本を開いたら、どんなふうに思ってくれるかな?

そんなことを思いながら制作しています。

近日中に予約受付を開始しますので、それまで少々お待ちください。

進捗状況は、随時「ぼくのおじさん」にてご報告いたします。

また、お問合せは以下のアドレスまでお願い致します。

info@mononcle.jp

ぜひ、期待していてください!

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