2022.10.4.Tue
今日のおじさん語録
「役者というのは、行をする者、自分というものをよく考え、見極める者のことやと思う。(藤山寛美)」
あなたは<br />
月光荘おじさんを<br />
知ってますか?

特集/ぼくのおじさん物語

あなたは
月光荘おじさんを
知ってますか?

【全8回】

「月光荘おじさん」。その名前を知っている人は、きっとかなり少ないだろう。だってこのおじさんは銀座にある小さな絵の具屋さんの初代店主。政治家でもお金持ちでもアーティストでもないのだから。でも「ぼくのおじさん」の世界に有名か無名かは関係ない。誰かに与えた〝気付き〟と〝愛〟の総量で言うならば、月光荘おじさんはダントツで世界の偉人級。知れば知るほど、そのすごさに惹きつけられることは確実だ。絵を描かないからって知らないのはもったいない、その生き方と美意識と言葉のチカラを、ぜひとも堪能してほしい。えっ、なんでタイトルに本名が載っていないのかって? 読めばわかるさ!

イラスト/菊野友美

月光荘おじさん(「月光荘」店主・絵の具職人)

1894~1990年。18歳で富山から上京し、さまざまな職業を経たのちに、与謝野晶子・鉄幹夫妻から薫陶を受け、23歳のときに「月光荘」を設立。日本で初めて純国産絵の具を開発し、若手芸術家を支援するサロンやギャラリーをつくるなど、わが国の美術界に大きく貢献する。96歳で亡くなる直前まで銀座のお店に立ち続けた、頑固で格好いい〝ぼくのおじさん〟。

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