2025.10.14.Tue
今日のおじさん語録
「礼儀作法は、エチケットは、自然にその人間に湧いてでてくる。/山口瞳」

テバジャケット
だけじゃない!
「フスト ヒメノ」の
スペインアウター
2度目の受注会!

2025年3月にAtelier Mon Oncleで開催した、フスト ヒメノのアウター受注会。おかげさまで好評につき、2回目の開催が決定しました! 今回は選りすぐりの春夏生地を中心にラインナップ。今までに展開がなかったニューモデルも用意しているから、ぜひ見に来てね!

素朴で味わい深い
スペイン郷土アウター

「ぼくのおじさん」の記事がきっかけとなって、日本での本格展開が始まった、フスト ヒメノの「テバジャケット」。

テバジャケットについての記事はこちら

決してモードファッションのように垢抜けたものじゃないけれど、歴史の重みを感じられて、しみじみと滋味深く、長年付き合っても飽きることのないその魅力は、なんだかスペインの郷土料理のよう。

こちらがフスト ヒメノ3代目当主であるフスト・ホセ・ヒメノさん。このオーダー会の開催を、とても喜んでくれている!

カーディガンのように気軽に羽織れて、合わせるファッションを選ばないという機能面での使い勝手のよさも相まって、徐々に日本でも浸透してきたように思う。最近はテーラーさんでも〝リスペクト系テバ〟が増えてきたような気もするし。

とはいえその全貌を味わえるショップは、まだ日本には存在しないんだよね・・・。というわけで「ぼくのおじさん」のアトリエでは、前回に引き続きテバジャケットとフスト ヒメノのオーダー会を開催します!

見どころ①
テバジャケットの
奥深さを堪能しよう!

ひとくちにテバジャケットといっても、生地やモデル、サイズ選びによってその雰囲気は全く異なる。ぜひ皆さんの定番にしてもらいたいな。

今のところ日本で展開されているテバジャケットといえば、3パッチポケットで両脇のポケットにフラップがついたモデルが主流だけど、実はこれは「テバクラシック」というモデルのこと。スペイン本国では、テバジャケットと一口にいっても、様々な定番デザインが存在するのだ。なかには「テバジレ(ベスト)」なんていう珍品も・・・!? 今回のオーダー会ではその〝ほぼ全貌〟を紹介するから、ぜひ気軽に試着して、その面白さを体感してもらいたいな。

シックなフレスコ生地を使った「テバクラシック」。裏地や副資材をほとんど使っていないため、ケアがお手軽という点も見逃せない。こういう弾力性の強くしわになりにくい生地だったら、バッグの中に畳んで入れておいてもいいね。


シアサッカーやブラックウォッチ柄ウールをまとったシックなテバも、なかなか魅力的。
紺ブレ感覚で使えそうな、ネイビーのホップサック生地! 
ハンティングを由来とする「テバクラシック」と、リネン生地はやっぱり相性抜群!
こちらはフラップの箱ポケットが4つついた「テバポケット」。
胸ポケットにマチがついた「テバシューティング」。
珍品「テバジレ」! 編集人はこれを注文したいなあ。
サンプルが届かなかったので資料で失礼! こちらはウエストを絞るドローコードを配した「サハラテバ」。名作の匂いがプンプンするよ。

見どころ②
テバ以外にも名品・
珍品アウターがいっぱい!

日本ではテバジャケットとリバーシブルのトレンチコートくらいしか見かけないけれど、テーラーであると同時にミリタリーコートメーカーとしての歴史をもつフスト ヒメノは、アウター全般のものづくりを得意としている。

中でもスペイン内陸部のサラゴサという土地柄、サファリやハンティング系のアウターはお手のものだ。英国やアメリカとはまた違った、スペインならではの仕立てやデザインは、どこか〝いなたい〟けれど、たまらなく味わい深い。個性的だけど、決してとってつけたようなデザインじゃない。スペインやヨーロッパの歴史に根ざした文化のひとつなんだ。

「ぼくのおじさん」編集人としては絶対に無視できない「ヘミングウェイ」という名のサファリジャケット。ヘミングウェイがフスト ヒメノを着ていたという情報はないけれど、ロマンを掻き立てられる一着だ。
クラーク・ゲーブルが主演したアメリカ映画にインスパイアされたジャケット「モガンボ」。サファリへの憧憬が詰まったジャケットだ。
大きなポケットとドローコード仕様のウエストが特徴の「サハラ」。
襟なしのシューティングジャケット「HATARI」。デザイン的にはかなりクラシックだけど、無地のワックスコットン生地で仕立てたこちらのサンプルは、実に洗練されたムード。ちなみに肩当てと腰ポケットのトリミングは、別の生地を選ぶこともできるよ!
ドローコード付きのハンティングベスト「チャレコサハラ」。スポーツナイズされた近年のハンティングベストとは違った、牧歌的なムードがたまらない。
かなり直球のミリタリーアウター、その名も「フィールドジャケット」(笑)。世界大戦の時代に他国向けのミリタリーアウターをつくっていた歴史をもつフスト ヒメノからしたら、至って自然なラインナップなのだ。

見どころ③
春夏生地を豊富に
ラインナップ!

秋冬生地を中心にラインナップした前回に対して、今回は春夏生地を中心に展開。テーラーさんとはちょっと違うひとクセありのラインナップも、フスト ヒメノらしさのひとつ。リネンやコットン、ホップサックなど、ほかではなかなか見れない面白い生地をいっぱい揃えているので、楽しみにしていてほしい。秋冬に着られる生地も一部展開しているので、アトリエでチェックしてくださいね。

秋冬生地はチェック柄が多かったけど、春夏は無地中心のラインナップ。リネン、ホップサック、フレスコ、シアサッカー、コットンツイルなど、定番どころはしっかり抑えている。個人的なおすすめはざっくりしたリネンと英国ブリスベン・モス製だというコットンツイルだ。
これはちょっとした遊びのようなディテールだけど、オーダー会では織りネームのデザインを上のふたつから選ぶことができる! 現在ショップで出回っているのは左側だけど、編集人的には昔使っていたという右側が好みかな。

見どころ④
オーバーフィット歓迎!
サイズは54まで展開

フスト ヒメノのオーダーシステムは、デザインと生地、サイズを選べるMTOスタイル。前回のオーダー会ではサイズサンプルを46〜52(イタリアサイズ)まで揃えたのだが、あえてオーバーサイズの54を注文されたお客様もいて、それが意外にもキマっていた。ヨーロッパではジャストサイズで着るのが主流なんだけど、ハーフコートのように着るオーバーサイズのテバも、なかなかいいじゃないか! 

というわけで、今回はサイズサンプルを54まで展開します。

ジャストサイズでも、オーバーサイズでも格好よく着られるのがテバの魅力。皆さんも自由に試着して、好みのサイズを選んでください。

身長168㎝、体重約80kgの編集人の場合、サイズ50がジャストサイズ。ジャケット的に着るなら48でもいいし、52か54をゆったり着るのも悪くない。パターンの妙なのか、とにかくサイズ許容範囲が広いジャケットなのだ!

フスト ヒメノ
パーソナル受注会


【場所】

Atelier Mon Oncle
住所/東京都新宿区水道町1-9 しのぶ荘(地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩4分、地下鉄有楽町線江戸川橋駅から徒歩6分程度)

【開催日時】

2025年10月17日(金曜日)12:00~19:00


10月18日(土曜日)12:00~19:00

10月19日(日曜日)12:00~18:00
※都合により直前に変更する可能性もありますのでご了承ください。


【展開商品】

⚫︎アウター各種
※サイズサンプルは46~54まで揃えております。



【価格の目安】
⚫︎テバジャケット¥119,000(税抜)~
(シアサッカー生地で¥119,000、リネンで¥135,000)
※使用する生地によって変動しますので、詳しくは会場でお問い合わせください。

※写真に掲載している生地は、オーダー会当日までに品切れしていることもありますので、ご了承ください。


【納期】

⚫︎2026年2月下旬~3月中旬頃
※スペインから納品され次第ご希望のご住所へ配送させていただきます。



【予約】
フリー(予約不要)




【決済方法】

クレジットカード・現金



【イベントのお問い合わせ】
info@mononcle.jp
もしくはDMにてお願いいたします。

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