2026.3.20.Fri
今日のおじさん語録
「歳をとればとるほど、動機こそが大切だという確信が深まる。/スティーブ・ジョブズ」

ミラノのおじさんたちは
どうして無地の
ネクタイばかり
締めるんだろう?

文/山下英介

「ぼくのおじさん」公式オンラインストアに、初めてクラシックなネクタイが入荷しました! まずは基本のキということで、ベーシックなものだけを、ね。そこでチョイスしたのが、編集人が個人的に今一番気になっているイタリア・ミラノスタイルの必須アイテム、ソリッド(無地)タイ。昔からミラノのおじさんたちって、なぜだかソリッドタイばかり締めてるんだよね。そこでリアルなミラノのお洒落おじさんから、生の証言を取材してきました!

今回入荷したソリッドタイをディレクションしている神藤光太郎さんのご紹介で、ミラノのお洒落おじさんの代表格エンリコ・アイロルディさんにインタビューさせてもらえることになりました! 

神藤光太郎 エンリコは「ラルディーニ」のマーケティングディレクターだった頃からの友人なんですが、まさに典型的なミラノっ子なんですよ。

エンリコさんは今まで色んなブランドに携わってきたと思いますが、ご自身の装いはきまって無地のスーツスタイルで、ネクタイも無地しか締めないですよね? そして足元は絶対にエドワード・グリーンなどの英国靴。

エンリコ・アイロルディ 仰る通り、私は無地のネクタイしか持っていません。そのほとんどがブルー〜ネイビーで、だいたい130本あります。そしてブラウンが25本、ブラックが10本・・・といったところでしょうか。

無地のネクタイだけで165本! お見それしました(笑)。やっぱりミラノの人ってソリッドタイが好きなんですね。特にブルー系が。

エンリコ 典型的なミラネーゼのスーツスタイルは、2つボタンか3つボタンのシングルブレストのスーツなのですが、最も基本となる色がグレーで、その濃淡がポイントなんです。そんなスタイルに合わせる上では無地、なかでもブルー系のネクタイが一番コーディネートしやすいですからね。しかもプロフェッショナルな印象も与えられるでしょう?

確かにそうかもしれません。ミラネーゼの着こなしって、いっけん地味にも見えるんですが、よく見るとすごく洗練されているんですよね。

エンリコ その通り。過度に目立たない服や色、アクセサリーを組み合わせる事で、エレガントに見せるのがミラネーゼの装いにおけるルールだと思います。

神藤 以前「ぼくのおじさん」に紹介してもらったテーラーのティンダロ・デ・ルカさんや、ミラネーゼではありませんがルチアーノ・バルベラさんあたりが、まさにそういうスタイルですよね。

ミラノのNO.1サルトとして君臨した故ティンダロ・デ・ルカさんは、絶対に無地のネクタイしか締めなかったという。
イタリアのファッション業界における伝説の人物、ルチアーノ・バルベラさん。北イタリアはビエラの方だが、ミラノスタイルを体現する存在でもある。
確かに! 〝服が人をつくる〟みたいな感じですかね?

エンリコ イタリアでは〝服がひとをつくるわけではない〟という言葉があるんですが、少なくとも修道院に入る助けにはなりますよね。

しゅ、修道院ですか!?

神藤  これはイタリア的な言い回しなのでわかりにくいとは思いますが(笑)、要するに「何者かになる」みたいな感じだと思います。

つまりやっぱり〝服が人をつくる〟的思想なんですかね。

エンリコ こうした装いを貫くことが、私にとっては自信の表れでもあるんです。〝見えないようで見えている〟ということですね。

また難しい言い回しがきましたね(笑)。

神藤 「控えめでありながら、確かに存在感がある」みたいなニュアンスですね。

控えめながら存在感がある・・・。そんなおじさんに私もなりたい! というわけでオンラインストアの宣伝で恐縮ですが(笑)、神藤さんがディレクションしたこだわりのソリッドタイを、オンラインストアでぜひチェックしてみてください。
オンラインストア初となるネクタイは、神藤光太郎さんが手がけるブランド「THE SOLE」からチョイスさせてもらった。ありそうで探すと意外とない色柄とサイズ感に加え、クオリティに対して価格がお手頃なのも嬉しいところ。絶対に間違いのない選択肢だと思う。

神藤 生地も締め心地も最高ですよ! 

オンラインストアはこちらをチェック!

3月19日19時公開! 編集人も登場するyoutubeはこちらをチェック!

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